12月の声を聞くとともに、世の中は心なしかざわついて慌ただしさを増した感があります。
初詣では県内最大のにぎわいを見せる太宰府周辺は、正月準備を前に、今最後の秋の静けさに包まれています。

深い樹木に囲まれた九博も、正月に向けブルドーザーが入って周辺整備に余念がありません。ガラス張りの館の近くの数少ない紅葉の木々は、散る時を待つかのように、都心より早い冬の訪れに耐えています。

九博では、来春の第一弾に“情熱の画家”ゴッホ展を予定しています。館内では早くも会場作りなどの裏方の作業に入り、万全の態勢でお客さんを迎えることにしています。