今シーズン最強の寒波に見舞われている日本列島で九博のある太宰府地区でも、今朝２日は純白の雪化粧に覆われました。

　太宰府天満宮の太鼓橋は危険防止のため通行止めになり、日頃は参拝客で賑う境内には人影もありません。

　境内に6000本ある梅の木には蕾も付き始めていましたが、この雪でまた身を縮め、飛梅もこの時期としては珍しくまだ一輪も花を咲かせず、天満宮によると２週間程遅れているという事です。

　豪雪に襲われている東北地方には気の毒ですが、太宰府では年に数度の雪景色だけに、日頃では見馴れない風景に九博の周辺も一変しています。

　現在開催中の「細川家の至宝」展にも寒い中、連日各地から見物客が訪れ、空調の整備された館内で細川家700年の伝統の重みと華やかさを楽しんでいます。