2007年9月26日
後の大振りの一刀は人間国宝 宮入昭平(1913~1977)作の現代刀です。
宮入によると刀作りは“鉄と火と水との戦い”だそうで
「刀にはそれぞれ人格がある。刀の鍛錬には大胆にして細心、絶え間ない精神の緊張が求められその果てにある一瞬に、刀匠は全てを賭ける」
とその著書で述べています。
一方小振りの前列の一刀は南北朝時代(14世紀)のもので九州筑前の国で正宗の弟子と言われる左一族の「末左」の作です。
切っ先の帽子の部分にヒゲ様の刃紋が突き出ているのが一族の特長です。
中島さんは太宰府で坦々麺専門の黒船亭を営みながら趣味で18振りの日本刀を収集していると言う事です。
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