私の名品コーナー

2008年7月22日

江戸末期・嫁入り道具の手鏡
太宰府市在住 斎藤 正巳さん 所有

斎藤さんは太宰府に長年住んでおられますが、戦後市街地開発で蔵を取り壊したそうです。 その時出てきて保存していたのがこの銅製の手鏡です。
祖母のツネさんがご自分のお母さんから嫁入り道具として持たされた物だそうです。

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鏡の裏には「山岡因幡守重長」と銘が書かれており、おばあさんはこの手鏡を見せながらよく西南戦争のことなどを話してくれたそうです。

現在九博では江戸最後の「篤姫」にまつわる展覧会を開いていますが、その時代と時を同じくして使われていたこの手鏡から、庶民の生活の一部でも感じていただければ幸いです。

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