2009年10月9日
備州は日本でも有数の優れた鉄の産地で、この地で作られた刀は、その当時から名刀として珍重されていました。
この「備州長船住景光」は黒田家伝来の由緒ある太刀で、昭和54年以来刀の重要文化財指定が中断しているため、特別重要刀剣と位置づけられていますが、現存太刀では数少なく、古鞘もついているものは珍しいということです。
三ツ谷さんは刀や骨董品の収集が趣味で、刀に関しては「700年も前に作られたものが、同じ輝きを持ちつづける日本の刀匠の技術を想像するだけで、胸がわくわくする」とのことで、これまでは仲間内だけで見比べて満足していたようです。 しかし最近知人の勧めもあり、「なるべく多くの人にも見てもらいたい」と思うようになり、今回の展示につながったものです。
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