今年の旧正月は２月１４日ですが、旧正月を盛大に祝う韓国では、最近影をひそめてきたチマチョゴリ姿もこの時期見られるそうです。
年に１度親族が集まり、祖先の墓参りをしご馳走を皆で食べ、子供達はお年玉を楽しみにします。

この一対の人形は百済時代の王様と王妃で、韓服の始まりとなる原点の裳装として華やいだ雰囲気がうかがえます。

この旧正月を前後に韓国内では祖先の墓参りで里帰りする人達でごった返し、２０００万人以上の民族大移動で交通網は毎年大混雑しています。

しかし、最近の若者はこうした風習から離れて、日本などへの海外旅行組も増え、この時期天満宮の参道ではハングルが飛び交う団体客の姿が多く見られます。 いずこの国も古きよき伝統文化が崩れつつあるようです。