2010年3月18日
この石英とざくろ石のガーネットからなる堆積岩がここあるのは、福島さんが第30次の南極観測支援隊員であったからです。
福島さんは元自衛隊員で、昭和63年11月から翌年4月までの間、砕氷艦「しらせ」に乗って昭和基地に行き、南極では貴重な輸送手段であるヘリコプターの整備に当たっていたということです。
昭和基地から100キロ程離れたルンド・ボオークスヘッダという所に調査で行った際発見したのがこの石で、隊長の許可を得て持ち帰ったそうです。
夏場は氷も溶け、昭和基地周辺には日本で見るのと同じような石ころが点在しているそうですが、この堆積岩は推定4億~6億年前に地球の大変動の際できたものだそうで、重さも普通の石の3倍くらいあり手応えはどっしりです。
重さが普通の石の3倍くらいあり、手応えもどっしり
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