私の名品コーナー

2010年8月2日

日中の飾り馬 2題
大野城市在住 山路 将之さん

山路さんは飾り馬の収集が趣味だそうです。
世界各地で、馬に対する人間とのかかわり合いが、その装飾の中から透けて見えるということです。

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中国の馬は素材は金属で、黄金の馬具できらびやかに飾り立て、王や豪族等の権力の象徴に馬を使ったことがうかがえます。

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日本の馬は博多人形で、埴輪馬のように見えます。 日本の馬は古来、運搬や農耕などの実用に多く使われていました。 それだけにシンプルな飾りの中にも、馬に対する人間の優しい思いが色や形に表れているといえます。

アジア各国の馬に対するとらえ方の違いは、飾り馬の色、形、飾りなどで、特長が端的につかめて面白いものだと、山路さんは言っています。

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