私の名品コーナー

2010年10月20日

中国戦国時代の玉印か
福岡市中央区在住 末松 秀幸さん

 骨董市で掘り出し物を探すのが趣味だという末松さんが、手に入れた自慢の1つだということです。

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今から2300年程前の中国の戦国時代に、時の王から領主に下賜された「臣」と刻まれた玉印で、権威の象徴に使われていました。

中国では金印、銀印より玉印が上位にランクされており、黒い石を使ったのは争いを好んだ時代背景があるのではとみています。

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四面に虎と龍を彫りこみ、1kgを超える重量感たっぷりのこの玉印の争奪を巡って、当時、激しい権力闘争が繰り広げられていたのではないかと、末松さんは想像をめぐらしています。

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