2012年2月29日
電動のろくろを生まれて初めて回しながら、脳裏に描く抹茶々碗がほぼ想定通りに完成していく姿に、一種の畏敬を感じたという作者。
これまでは観るか使う側でしかなかった抹茶々碗が、自分の練った土で徐々にこの世で型を成していく様は、神聖な領域に踏み込んだモノ作りならではの、研ぎ澄まされた心の響きを共有したとも言います。
この処女作を見た著名な女流作陶家は“軸の定まりには非凡な才能を感じる”と言い、著名な茶の女師匠は“色・型とも茶席を盛り立てる”と評価は上々です。
吉岡さんは余りのほめ言葉に、2作目を躊躇すると謙遜していました。
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