2012年8月20日
お茶会での懐石料理に使う茶碗類は亭主の好みが反映され、客をもてなす見せ場の一つと言われています。
この古伊万里の赤玉瓔珞(ようらく)碗は、山浦さんが30年程前に長崎の骨董屋さんで手に入れたものだそうです。
用途は多岐にわたり、向こう付けから、吸い物、ご飯用にまでその時の亭主の感性と遊び心でいかようにも使えるとのことです。
30年前、骨董ブームに乗って10客も一気に手に入れた時は、目玉が飛び出す程高価なものだったそうですが、今ではそのときの決断が生かされ、お茶席に華を添えてくれているようです。
山浦さんは時々取り出しては眺めたり、お弟子さんとの席で何気なく使ってみたりで、あの時思い切って買ってて良かったと今では満足しているそうです。
ハローダイヤル:050-5542-8600(オペレーター対応)
※ハローダイヤルご利用には、通話料が必要となります。
ご案内時間: 9時~20時まで 年中無休
公益財団法人九州国立博物館振興財団
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7番2号
© 2020 copyright KYUSHU NATIONAL MUSEUM PROMOTION FOUNDATION. All Rights Reserved.