2012年11月12日
井戸茶碗は韓国の日常雑器として作られ使われていました。
ところが、450年程前朝鮮出兵した日本の豊臣秀吉軍の中で、茶道に通じた将軍が抹茶々碗を持ち帰り、それが秀吉や利休の目にとまり貴重な名品となっていったのです。
韓国ではその後陶工が日本に連れ去られた事もあり、井戸茶碗の制作は途絶えていましたが戦後、日本では国宝に指定される程の評価の高さに驚き、各地で復元されました。
これはその中でも井戸茶碗の土の本場といわれる釜山近郊の慶尚南道の河東で、500年前の窯を再現し作られたものです。
まだまだ技術開発中ですが、井戸茶碗の風格を備えた色や形は見応え十分ではないでしょうか。
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