2013年6月27日
伊万里焼の雑器から水差しに見立てた夏の水差し第2弾。
涼を呼ぶ清楚なブルーが夏の茶席には欠かせない必需品となり、山浦さん自慢の一品でもあるということです。
八角形の珍しい型をした鉢は小ぶりながらも切れ味の凄味を見せています。
しかしその鉢の中には大ぶりの亀一匹が悠然と泳いでおり、型の凄さとは裏腹に何とも心なごむ雰囲気をかもし出しています。
鉢の裏には角福の「福」の字が刻まれており、その字体等から江戸後期の作ではないかと山浦さんは見立てています。
8月のお茶席では水差しや菓子入れにと、その場の雰囲気作りで使い分けているということです。
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