三国志は日本でも最も親しまれている中国の歴史書です。

　魏・呉・蜀の三人の皇帝が個性豊かに天下統一を目指して覇権を競った、紀元200年～300年の頃の話です。

　三国志では諸葛孔明などの軍師による戦略の成功、失敗例も明解に描かれており、吉川英治などの著名な作家が情緒豊かに書き上げたこともあり、日本では素人向けの兵法書として今も重宝されています。

　中国での三国志の人気も高く今回は第４次の発行で、細長い「赤壁の戦い」の切手は５元もする高価なものです。