2014年6月25日
NHK大河ドラマの「軍師官兵衛」は絶好調で、現時点では信長の天下取りに合わせ、秀吉の参謀役を着実にこなし実力を付けています。
荒木村重に捕まり、地下牢で復活の思いを巡らし生きる力としていたのが“藤巴”の家紋だったようです。
この陣笠は内田さんが今春ネットオークションでめぐり合った掘り出し物だそうで、材質は桧で表は“藤巴”の家紋を全面に施し、内側は漆に金粉を塗った梨地の見事なもので、黒田家にかかわる身分の高い武士が使ったのではないかと思われます。
大河ドラマはこれから本能寺の変に続き関ヶ原の戦いと進んでいくはずですが、官兵衛は1600年中津から福岡の名島に52万石を与えられ入城し、その後平和台の現在地に移ってくるわけですが、晩年は京都で患い温泉治療をしながら息を引き取ったと大河ドラマは進むはずです。
この陣笠が今、京都の古物商から出てきたということで、もう一つの陣笠ドラマは官兵衛を見舞いに来た武士が京都で手放し、今があるのかもと推測してみたり…
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