2014年10月10日
今週7日(火)から「台北 國立故宮博物院~神品至宝~」展が開かれています。
来月30日(日)まで開かれていますが、我が国初のこの世紀の展覧会にちなみ「台湾シリーズ」と銘打って、台湾の風俗や生活など身近な文化を紹介します。
1回目は先住民・排湾族の生活ぶりを描いた壷です。
台湾には14の部族があり、全国各地で近代的な都市生活とはかけ離れた農耕型の素朴な生活をしているそうです。
排湾族は日本で知られる高砂族の一種族で、南部の高雄近郊の山中で生活し、現在は8万人程で部族を結成し、共同生活をしているようです。
この壷は排湾族の生活や代表的な儀式の様子を描いたものです。
ヘビはパワーの源でお祭りやお祝いの席には欠かせない存在だそうです。
内陸部に住む排湾族にとっては動物は貴重な食料で、その動物たちへの共存の祈りも込めたのがこの壷の絵だそうです。
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