2015年1月30日
おひな様の決め手は顔の表情と着ている着物の良し悪しです。
この2対のおひな様は一般的なおひな様ですが、着物が“江戸ちりめん”で作った優れものです。
おひな様の本体はコルクや樹脂の軽い素材でできていますが、橋本さんは着物の材質に徹底してこだわり、“江戸ちりめん”をどこまでも追い求めて買出しに行ったり、ネットで購入したりして在庫を増やしているという事です。
江戸時代に作ったちりめんは布に腰があり、柄も良くこれに勝るものはないという事です。
作業工程で一番の難関は人形の本体に合わせて柄の配置を決め、それを本体の雛や曲がりに沿って布の端を押し込む、いわゆる「木目込み」の妙だそうです。
イメージ通りに柄の「木目込み」が完成した時の達成感が最大の喜びで、今では趣味の域を越えて和工房「梢教室」を開き友人等に教えているという事です。
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