2015年6月24日
黒田長成(ながしげ)は福岡藩初代藩主黒田長政から数えて13代目で、父長知が江戸時代最期の藩主でした。
大名から侯爵に身分が変わった長成(慶応3年~昭和14年)は、慶応大学を卒業後政治家となり貴族院副議長を長きに渡って務めるかたわら、書をたしなみ号を桜谷(おうこく)と称していました。
猿渡さんは、この扇は唐津の古物商で偶然手に入れたそうですが、頑丈な竹で作られ紙の質も上等で、今のところ全く傷なども入っていません。
箱書きも由緒正しく「黒田候真筆」と書かれ、今に伝えられています。
普段も扇として使う事はほとんどないそうで、季節に合わせて時々取り出して眺める程度だという事です。
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