2015年12月1日
福岡県田川郡香春町にある外輪崎古墳は天武天皇の孫に当たる河内王の陵墓とされ、宮内庁の管理下に置かれています。
そのため今も正式には発掘されていませんが石室は露出しており、戦前には周辺も含めて盗掘などにも遭遇し、こうした装飾品が市中に出回っていたという事です。
森さんの祖父は考古物に関心が強く、古くから人から頼まれると買い集めていたということです。
これらの装飾品は香春町で出土したものを友人から買い取ったとも言い残していたそうです。
金の耳飾は銅+金メッキの古墳時代中期のもので、水晶や管玉やガラス玉を連ねた首飾りも4~5世紀の古墳時代中期のものだと聞かされてきたそうですが、この貴重品への関心は家族の中ではだんだん薄れてきたと嘆いています。
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