2017年8月10日
“獅子”は百獣の王ライオンですが、中国から日本に伝わる過程で、想像上の霊獣に変化したと言われます。
2頭の獅子がじゃれあっている様に見えます。
備前焼は岡山県備前市周辺が産地で土の色がそのまま表れている焼き物です。
ずっしりとした重量感と活き活きとした獅子の姿のコントラストが象徴的です。
備前焼(伝 江戸後期)
こちらは色違いの3頭の獅子。
鍋島焼は佐賀・鍋島藩の直営の窯で作られた高級磁器で、江戸時代は徳川将軍家など限られたところにしか贈られませんでした。
頭や足の部分のひび割れを「金継ぎ(きんつぎ)」という技法で修復しています。
漆などを使って接着したあとに、金や銀の粉をまいて磨きます。「金繕い(つくろい)」とも呼ばれます。
鍋島焼 江戸後期
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