2017年11月17日
鎌倉後期~南北朝時代(約700年から650年前)の作と見られる。
「来」一門は鎌倉時代中期以降に山城(今の京都府南部)で栄えた刀工集団。
その後、摂津国中島(今の大阪市)に移住したため「中島来」と呼ばれる。
鎌倉武士が腰に下げたといわれる豪壮な形の太刀で切れ味鋭い。
反りが深く、刀身に樋(ひ・溝)が入っていて軽く、バランスもよい。
当時の日本人の体格に合った品格ある刀。
峰の部分に受け傷があり、実際に使われたことがうかがえる。
白鞘(無加工の白木の鞘)には、虎斑(とらふ)という虎の縞模様が見える。
ハローダイヤル:050-5542-8600(オペレーター対応)
※ハローダイヤルご利用には、通話料が必要となります。
ご案内時間: 9時~20時まで 年中無休
公益財団法人九州国立博物館振興財団
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7番2号
© 2020 copyright KYUSHU NATIONAL MUSEUM PROMOTION FOUNDATION. All Rights Reserved.