2018年11月21日
いずれも江戸時代に作られた名刀です。
手前の刀は、江戸時代末期の弘化3(1846)年に左行秀が製作しました。
左行秀は昨年、九州豪雨に見舞われた現在の朝倉市に生まれ、土佐藩山内家のお抱え刀工となります。
「丁子乱」といわれる焼入れで生まれる模様が見事です。
もうひとつは、江戸時代初期の延宝5(1677)年、二代信国吉政の作です。
元々は山城(今の京都府南部)から豊前(大分県)に逃れてきた家系で、二代目の吉政は福岡藩初代藩主の黒田長政に仕えて福岡に移りました。
340年余りの歴史を歩んだ名刀です。
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