2018年12月19日
新春恒例、博多の「おきあげ」です。
布細工を使った貼絵で、全国的には「押絵」と呼ばれます。
中央の色紙は、新年の干支の猪親子。
両脇の羽子板は6寸、18センチほどの大きさです。
右から順に「お姫様」、「お雛様」、「光源氏」、色紙を挟んで「打出の小槌」、それに歌舞伎の「三番叟」、「助六」。
お目出度いテーマが勢ぞろいしました。
博多では、女の子が生まれると新春のお祝いに羽子板を贈る風習があります。
羽根を突く羽子板は「災いを跳ね除ける」として、子どもの健やかな成長への願いが込められています。
粋で華麗な歌舞伎役者が人気の主流で、贔屓の役者絵の羽子板を手にした娘たちは、着飾って新春を祝いました。
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