2020年1月1日
あけましておめでとうございます。
新年のスタートは、恒例の博多の「おきあげ」です。
布などを使って立体的に盛り上げた「押絵」のことです。
中央には今年の干にちなんで、ネズミに登場してもらいました。
手をつないでダンスをするペアは、今にも踊りだしそうです。
その手前では頬杖をして何やら話し込んでいる様子。
身に着けているのは、いずれも豪華な博多織の衣装です。
立たせる人形を「立ち雛」と呼び、今回は針金を心棒に使っています。
清水さんは「見ていて楽しく癒されるよう、気持ちを込めて制作した」と話します。
両脇は、6寸、18センチほどの伝統の羽子板飾りです。
右は「町娘」と「藤娘」。左は「芸者」に「想い」。
古くから博多では、女の子が生まれると新春のお祝いに羽子板を贈ってきました。
「災いを跳ね除ける」と、子どもの健やかな成長の願いを込めています。
衣装に使う細かい柄の布は、東京や京都で探すそうです。
この1年が皆さんによい年でありますように!
左:「想い」 右:「芸者」
左:「藤娘」 右:「町娘」
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