2020年6月5日
3か月ぶりに開館したお祝いに届いた鯛の塩焼きと生造りです。
といっても食べられる訳ではありません。
(九博は“生もの”の持ち込み禁止です)
素材は「石塑粘土」と呼ばれる、天然の石からつくったきめの細かい粘土です。よく伸びて思うように形が作れ、乾くとしっかり固まって、水彩絵具で色づけできます。
モデルは、作者の内田さんがかつて勤務した対馬で釣った鯛とのこと。エビを食べているので、体の赤い色が見事です。鯛釣りのだいご味は、微妙な当たりにあわせる瞬間にあると言います。
それにしても、塩焼きのちょっとした焦げ目や、刺身の新鮮さが表現されていて、おいしそうですね!
製作費は1匹、約1500円。天気のいい日が続いたこともあって、粘土の乾きが早く、それぞれ2日ほどで完成したそうです。
新型コロナウイルスの感染防止のため、外出を控えている間に10以上作りました。家の壁は魚でいっぱいとのことです。
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