2020年10月7日
柳川城主で戦国武将として活躍した立花宗茂ゆかりの日本刀です。
刀工は鬼塚吉國。茎(なかご・柄の部分)に「吉國」と銘が彫られています。
江戸時代のはじめ、立花宗茂に仕えました。
長さ2尺1寸(約65センチ)で、直線的なすっきりした刀紋です。
島原の乱で、切れ味の凄さを証明したと伝えられます。
昭和53年10月7日付の日本美術刀剣保存協会の認定書も添えました。
立花宗茂は関ケ原の戦いで西軍に味方し、領地を没収されましたが、大坂冬の陣と夏の陣で、徳川の勝利に貢献し、10万石の柳川城主に返り咲きました。
実戦的な刀の姿からは、戦国武将・立花宗茂の嗜好がうかがえます。
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