2021年1月1日
コロナを跳ね飛ばせ!
羽子板には「災いを跳ね除ける」との願いが込められています。
博多では古くから、女の子が生まれると羽子板をお祝いに贈っていました。
この名品コーナーにとっては新春恒例の博多の「博多おきあげ」ですが、今年は一層厄除けの期待を込めました。
「博多おきあげ」とは、布などを使って立体的に盛り上げた「押絵」のこと。
中央の色紙は今年の干支の牛です。
闘牛の横綱でしょうか、黒い体に力強さがみなぎっています。
その両脇を飾るのは5つの羽子板飾りです。
右側は、長寿の象徴「鶴亀」に、七福神の福の神「恵比寿」、打出の小槌や隠れ蓑などが揃った「宝づくし」と目出度い縁起物を並べました。
左側は、不朽の名作「源氏物語」に歌舞伎を題材にした「七枚笠」。
日本文化の華やかさを表しました。
使われている細かい柄の布も、艶やかです。
この1年が皆さんによい年でありますように!
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