2021年4月30日
今回から九州各地の名品をご紹介します。1回目は薩摩ボタンです。
その歴史は、江戸末期に始まり、薩摩藩が倒幕運動などに必要な外資を得るための軍資金になったとも言われています。生活風景や花鳥風月など日本的なものが多く描かれ、ジャポニズム文化の一つとして欧米コレクターに大変貴重なものとされました。(リーフレットより)
細かい作業のため一時は廃れた薩摩ボタンですが、2005年に室田志保さんが復活させました。伝統を大切にしながら、現代にマッチしたデザインで、新たな世界を切り開いています。ボタンの大きさは、直径が1センチに満たないものから5センチほどもある大きなものもあり、形も円形や楕円形、四角、花形など様々です。また、描くテーマも花や昆虫、動物など自然界、昔話の世界にクリスマスと変化に富んでいます。
展示は、後列左『枝垂れ藤』、中『花(はな)芯(しん)椿(つばき)』、右『群生花菖蒲』、
前列左『Fubuki G』、中『Dukushi G』、右『花菱七宝紋』です。
ハローダイヤル:050-5542-8600(オペレーター対応)
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ご案内時間: 9時~20時まで 年中無休
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