2009年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
今年は干支で2番目の「牛」年です。
神様から動物たちに「元旦の朝 新年の挨拶に来い」とお触れが出たので、牛は自分は歩くのが遅いからと前の日から神様の御殿に向かったそうです。
要領のいい「ねずみ」は牛の背中に乗って翌朝御殿の門が開いた時牛は一番と思ったのにねずみがぽんと飛び降り一番になったという民話があります。
地道でもいいからしっかりと地に足をつけて「牛」の様に今年一年、混迷が予想される乱世を乗り切りたいものです。
ところで九州国立博物館は太宰府天満宮の初詣に合わせて正月元旦から開館しています。
これは全国でも珍しいことですがなにしろ同じ境内の天満宮に3ヶ日で200万人もの参拝客が訪れますからこの初詣客に今年最初の文化の香りをかいでもらおうというものです。
今年は九州・沖縄の人間国宝27人を含む127人の現代作家が才能の極致をかけて創り上げた陶芸・染織・木竹工など「伝統工芸」の特別展を開いています
九博の特別展の会場に入ると、先ずその場内のあでやかさに入館者の目が奪われるに違いありません。
こればかりは見てみらねば分からないと言われるかも知れませんが、きっと満足して頂けると思います。
天満宮での学業や交通安全の祈願の後、晴れ着姿の老若男女で博物館内がにぎわうのも正月ならではの風景ではないでしょうか。
鈴田滋人 人間国宝 木版摺更紗着物「瀬音」 東京国立近代美術館
ハローダイヤル:050-5542-8600(オペレーター対応)
※ハローダイヤルご利用には、通話料が必要となります。
ご案内時間: 9時~20時まで年中無休
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