2010年1月18日
九博で開催中の「妙心寺展」に26年ぶりに共に展示されている、京都妙心寺と地元観世音寺の国宝の兄弟鐘の撞(つ)き比べが、去る16日(土)と17日(日)の2日間行われました。
“カーン”と甲高い京都的洗練された音の妙心寺に対して、観音寺は“グアーン”と使い古した庶民的な音色を感じさせました。
2つの鐘が並ぶ1階のエントランスホールでは、午前と午後の2回3度ずつ撞かれ、周りを取り囲む満員の信徒さんを始め、一般の来館者も2度とない鐘の共演に聴き入っていました。
このビッグイベントの後、2つの鐘は特別展の会場内に展示されますが、次は2月9日からいよいよ「龍虎図屏風」も展示されることになっています。
寒気団もそろそろ北に遠ざかり、太宰府も梅の花が蕾をほころばせ始めましたので、どうぞお気軽にお越しください。
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