緑に囲まれた九博周辺では、心地良い谷合の風が通り抜け、汗ばんだ肌を冷んやりとさせてくれます。

　 　構内では、手植えの蓮の花が日替わりで咲き、夏らしい風情を感じさせてくれます。

　現在開催中の特別展「よみがえる国宝」は、教科書でもお馴染みの国宝・源頼朝像（～7/31まで展示）が徐々に口こみで伝わり、平日でも１０００人を超える人気となってきました。

　７月２６日からは、その頼朝に代わって国宝・平重盛像が登場し、６日間は２つの国宝像の揃い踏みともなりますので、この期間はお見得です。

　又、１階エントランスでは、日本の印刷技法の伝統力を示すコロタイプ印刷の職人芸と、その作品（国宝の複製）を間近かに見ることができます。

　 　特別展に劣らない力作で、中でも焼失した法隆寺金堂の壁画の復元は圧巻です。

　期間限定で７月２４日までですので、お見逃しなく。