故宮展は６日に台湾から馮明珠院長ら１０数名の代表団を迎えて盛大な開会式が行われました。

　一般公開は翌７日からですが、早くも九博では愛好者の列ができ館内は故宮色一色に包まれています。

　展示物は台北故宮博物院所蔵の７０万点の中からわずか１１０点でしかありませんが、中国５０００年の歴史の時間をタテ軸に、その時代時代の権力者が競って作らせた文物が選りすぐられて持ち込まれています。

　人気の肉形石は今月２０日(月)までの２週間限定出品ですが、会場内はその他の作品も一級品だけに訪れた人達は、好みの作品の前ではじっくり見入っています。

　秋の行楽シーズンに入ったこともあり、九州各地はもとより中国地区からも訪れる貸切バスが列をなし、九博周辺は活況を呈しています。